成寿一覧表

成寿 第37号 国際レポート

アメリカ 前角インスティチュート ・ ドイツ 普門寺

前角インスティチュート
  大圓武志大和尚の実兄でもある、前角博雄老師がアメリカの地に渡り禅の教えを伝えて四十五年。その教えをもとに、この春マサチューセッツ州ハートフォードの郊外に広がる緑豊かな森の中に、前角インスティチュートがオープンされました。


広大な敷地をもつ前角インスティチュート


  世界中の弟子たちと宗門の関係者が参集し、前角老師のご命日である五月十五日にオランダゼンリバーの天慶老師や北アメリカ国際布教総監秋葉老師も列席の中、追悼供養とともに「MAEZUMI INSUTETUTE」のオープニングセレモニーが挙行され、善光寺からは黒田博志住職が光真寺住職黒田俊雄老師、東京桐ヶ谷寺住職黒田純夫老師らとともに参列しました。


オープニングセレモニー

 
前角インスティチュートのご本尊様                      パネルディスカッション


本寺・光真寺 黒田俊雄老師ごあいさつ


大山博雄大和尚(貴前角老師)の追善供養 前角老師の直弟子グラスマン徹玄老師宅にて

  インスティチュートの理念は
@禅の研修と学術研修、
A平和運動、
Bソーシャルエンタープライズ
の三つ。
  新開地にはすでに禅堂を中心に必要最小限の施設が整い、山の各所に予定されている建物の杭があちこちに立ち並んでいます。
  博志住職は、先代住職黒田武志老師の発願の心、「横浜善光寺留学僧育英会」の原点を感じた、とその想いを寄せています。


ドイツ普門寺

  成寿第三十四巻でも特集されましたドイツ普門寺において、この度開創十周年慶讃報恩法要が執り行われ、また、故大圓武志大和尚が寄贈させていただいた観音菩薩・地蔵菩薩の開眼法要が執り行われました。


  十年前、ドイツ南部のアルプスの山並みの麓、アイゼンブッフの地に大悲山普門寺・アイゼンブッフ禅センターが建立されました。この九月八日から九日にかけて、普門寺では開創十周年慶讃報恩法要と中川正壽主監の晋山式、首座法戦式などの記念行事が行われ、横浜善光寺からも黒田博志住職、山口晴通老師、檀家総代束郷敏氏が訪ねました。
  この普門寺・アイゼンブッフ禅センターは海外布教を志して二十七年前に単身ドイツにわたった中川主監が世界に通用する禅センターを開設するために、平成八年に開所したもので、海外寺院には少ない永平寺の直末寺院となり、平成九年に大仏開眼法要を厳修しました。
  開山にあたっては善光寺先代住職黒田武志老師が大本山永平寺の宮崎変保貫首に拝請した経緯がある他、仏具や法具、仏像なども寄贈しています。また、今回は武志住職が生前に約束していた聖慈母観音菩薩と子安地蔵菩薩の石像二体が境内に建立され、その開眼法要も大本山総持寺講師・小田原成願寺住職、山口晴通老師の導師で執り行われました。
  現地だけではなく日本からも多くの関係者が参列した晋山式では「ドイツ普門寺国際友の会」の会長である前駒沢大学総長、奈良康明氏が慶讃法話を行い、また、副会長である泉岳寺住職小坂機融老師が西堂を、前永平寺監院の南澤道人老師が僧堂開単式と開山御真像開眼法要の導帥をつとめられました。
  須弥壇に登座した中川主監は一仏両祖ならびに伝燈歴代諸大和尚に報恩香を捧げるとともに、開山・旃崖奕保大和尚と善光寺二世中興大圓大和尚の慈恩に報いて報恩香を焚かれました。





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