成寿一覧表

成寿 第41号 〈ニュース・アラカルト〉

一斉法要のこ報告 
 善光寺では年に五回(一月、二月、三月、六月、九月)一斉法要を執り行っています。
 毎回300名を越す方々にお集まり頂き一緒にご供養を申し上げます。檀信徒の方にはその都度ご通知をさし上げております。日常にこころやすらぐひと時を。
 ご都合のつく方は是非ご参詣下さい。お待ち申し上げております。


【平成22年】
1月9日(土) 新年祈祷会
 臨済宗多福院住職の島崎義孝師によるご法話。師は善光寺留学僧育英会の第三回育英生で昭和62年、ニューヨーク禅センターに渡りご修行されました。その頃の思い出を先代方丈や前角老師の話を交え、また現在大阪藍野学院短期大学の看護科で教鞭をとられている経験などのお話を頂きました。
 大般若祈祷、恒例の福引の後には、お檀家の佐々木さんによる三味線や民謡で賑やかなひと時を過ごしました。


2月3日(水) 節分追灘法会
 今年より桐元老師の後を受けて院代の役となった前平武男師が、在家出身ながら僧侶になったいきさつ、いまここに至るまでのご縁について、「牛に引かれて善光寺参り」などの例えを紹介しながら、縁起についてのお話をされました。
 大勢の僧侶による除難招福のご祈祷の後、恒例の豆まきが行われました。

3月19日(金) 春彼岸法会
 昨年の秋彼岸に続いて浄土宗乗雲寺安井住職のこ法話を頂きました。好評だった前回にも優る内容で、あっという問に時間が経ちました。「『孝』という字は老いた親を背たろうて行く子供の姿を表した漢字である」と紹介され、後ろ姿で幸せの種を蒔く事の意味をお話されました。知覧特攻隊のお話のくだりでは涙ぐむ方も多くおられました。

6月25日(金)・26日(土) 盂蘭盆大施食法会

 毎年この時期に二日間に渡り、盂蘭盆大施食法会を執り行っております。駒澤大学名誉教授の佐々木宏幹先生から「供養のこころについて」と題するお話を頂戴しました。


9月21日(火) 秋彼岸法会

 駒澤女子大学教授の安藤嘉則先生による般若心経のお話。
 坐禅の呼吸法にも触れ、腹を意識した呼吸を紹介いただきました。


特別坐禅会
 毎月の坐禅会の他にも団体研修としての坐禅会のお申込も受け付けております。
 毎年、せんざんグループ入材育成の一環として幹部社員が大挙上山しての坐禅研修を行っております。


身代不動明王大祭  平成22年5月28日
 数年来休止していた「不動明王大祭」は育英会の再開に鑑みて平成20年5月から再開しました。
 東郷敏先生の『論語講話』も今回で三回目です。
 不動三尊は不動殿にて大日如来・阿弥陀如来・薬師如来のお前立ちとしてお祀りしております。縁日は『八』の付く日。つまり、毎月八日、十八日、二十八日です。
 この日は大福をお供えして読経します。殊に28日の月例祭には特大大福やお赤飯をお供えし、皆さまにも振る舞っております。
 5月28日は「不動明王大祭」。この日はご縁の方やご希望の方はどなたでもご参拝できます。ただし一斉法要の様にご通知はいたしませんので、ご参加希望の方はどうぞお寺までお問い合わせ下さい。


光真寺参拝旅行
 平成22年7月22日〜23日、栃木県大田原市の光真寺では毎年、地蔵尊夏大祭が盛大に執り行こなわれます。善光寺でも隔年でそのお祭りに参拝しております。
 今回はみちのく路を北へ北へとまっしぐら。宮城県は松島へ。
 松島や 鶴に身をかれ ほとどぎす (おくのほそ道・松島・曾良)
 さすがは日本三景の一つ。素晴らしい景色に長いバスの疲れも吹き飛んで遊覧船ではかもめに餌を。
 名湯 秋保温泉に浸り、翌日は南へと進路を変えて一路光真寺へ。
 山内の皆様の温かいおもてなしの心を受け、光真寺住職黒田俊雄老師の燃えさかる護摩祈祷により除災・開運。充実した一泊二日の参拝旅行でした。


大八木老師こ遷化
 山形県鶴岡市保春寺住職 善宝寺副寺 大八木春邦老師が平成22年10月31日、庄内病院にてこ遷化されました。大八木老師は先代大圓武志大和尚と駒沢大学の同窓。50年に渡る親友の間柄。先代亡き後も博志方丈の事を親身になってご指導して下さり、過日の山形善宝寺参拝旅行でもひとかたならぬご法愛を賜りました。老師の温かい人柄に敬服する方も多かっただけにこの計報は旅行に参加された方々にとってもショックでありました。
 計報を受けた博志方丈は11月1日、昼過ぎ保春寺に到着し弔意を表すと共に晋山式における上堂の際の報恩香においても一昨年ご遷化された大本山総持寺前副貫首斎藤信義老師(善宝寺前住職)と共にそのご恩に感謝申し上げ焼香をしました。
  保春寺三十一世中興大嶽春邦大和尚世寿七十三歳


山内整備
 晋山式を迎えるにあたり山内の整備が進められました。
 不動殿の預骨堂の移転。渡り廊下の大黒尊天のすぐ裏にありました預骨堂を本堂東室中(右奥)に移転しました。この移転に伴い同室にはこ開山さま並びに開基家のお位牌もお祀り申し上げ、日々ご供養させて頂いております。
 法要などが行われている時でもゆっくりとお参りできるようになりました。
 また、畳の張替えや天蓋のクリーニング、釈迦殿のエアコン取替、トイレ改装やカーペットの張替えなど十数年に一度の整備も合わせて行いました。
 仏具としては太鼓を総代・役員をはじめ護持会からもこ寄贈頂きました。ます。 ありがとうござい


先代方丈の肖像画
 この度の法要にあわせて先代方丈の肖像画が先代方丈の実弟群馬大学教授黒田能勝先生から寄贈されました。
 七回忌法要の当日は、本堂に安置してお参りをさせていただきました。(本誌巻頭カラー頁に掲載)
 現在は、不動殿にて御開山楳庵白純大和尚の肖像画と並んでお祀りしております。観れば観るほど先代方丈さまの慈愛に満ちたお人柄が偲ばれます。


黒田賢志師結婚
 博志方丈の実弟でこの度の晋山結制では首座を務めた黒田賢志師が平成22年三月、彩さんと入籍し、同五月に不動殿において結婚の誓いをされました。末永くお幸せに。


博志方丈加賀東香山大乗寺の講師に
 平成22年11月9日付で博志方丈は加賀大乗寺専門僧堂(堂長・東隆真老師)から講師(教化法)を委嘱頂いた。これに伴い大乗寺へ上山。修行僧の前でこれから共に修行をしていきたいと就任の挨拶をされた。
 加賀大乗寺は規矩(きく)大乗と言われ、行持綿密に修行されている曹洞宗の名刹。
 博志方丈は「謙虚・実直な人柄で共に仏法を学び、実践していく者同士」として修行僧教化に対する意気込みを語った。
◇「規矩」とは…規はコンパス、矩は物差しの意で、手本となる規則のことを意する。
 特に曹洞宗では「威儀是仏法、作法是宗旨」と言い、服装や日々のふるまいにこそ仏法があるといわれる。その日常の規則を「規矩」と呼ぶ。
 規矩大乗とは大乗寺がそれだけ厳しい修行をされている事を示している。