成寿一覧表

成寿 第43号 〈善光寺霊園ニュース〉

横浜やすらぎの郷霊園
『ほとけに親しむ』 やすらぎ寺子屋
 やすらぎの郷霊園管理事務所2階において月に一度やすらぎ寺子屋を開催しております。
 お釈迦さまや祖師方のお言葉に触れる機会を通し、共に学びあい、仏の教えを日常に取り入れて、心やすらかに日々を過ごす。そのきっかけとなればと思い始めました。約一時間の前半は椅子坐禅。後半は法話。その後、茶話会となります。お気軽にお問合せ下さい。ご参加お待ちしております。

今後の予定
・7月6日(土)・8月4日(日)・9月7日(土)
・10月12日(土)・11目月3日(日)・12月1日(日)
  ☆午後2時から 約1時間
※毎月上旬の週末を予定しております。
※詳しい日程は管理事務所までお問合せ下さい。

やすらぎ通信
 やすらぎの郷霊園では年に四回、やすらぎ通信を発刊しています。霊園からのお知らせや善光寺の行事紹介などその時々の話題を掲載しています。

やすらぎ通信 一ロコラムより

 〜春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すすしかりけり
 川端康成氏がノーペル文学賞受賞記念講演の冒頭に引用したことでも有名な『本来の面目』と題される道元禅師の和歌です。傘松道詠と呼ばれる道元禅師の和歌集にあります。1247年道元禅師が執権北条時頼の招きにより鎌台へ下った際に詠んだ十首余りのひとつとされます。
 平成14年の道元禅師750回大遠忌の際、鎌倉に道元禅師顕彰の碑が建立されました。その碑には、英文で禅師様について記されており、そこには次のように記してあります。

Zen Master Dogen’s Mission Memorial(道元禅師の行化記念)
In conclusion;
 ln spring - the blossoms, in summer - the cuckoo,
      in autumn - the moon,  in winter - the snow;
All that is the pure and clear,    That's it!


 意昧を考えるにあたり、日本語よりも英語の方が、感覚がつかみやすいかも知れません。
 「すすしかりけり」を the pure and clear (ピュア&クリアー)と訳されたその感覚がスッと心に入ってきますね。
 「仏道をならうというは自己をならうなり。自己をならうというは自己をわするるなり。」(道元禅師『正法眼蔵』)

 自分の思い計りを振りまわすから「人生は苦なり」となる。(苦とは思い通りにならないこと)思い通りにならなくてまた苦しむ。自己を忘れたその先に見える景邑。それが本来の面目。あるがままの姿。
 現実、実物をあるがままに知り見ることが出来る。それが仏の智慧(如実知見(にょじつちけん)。ピュアにクリアーに観れたら、全ては真理のままの働きをしているのに……。それが観えない、感じられないで苦しみの中にいる我々、几夫。

 「自己をわするるというは、万法(まんぼう)に証せらるるなり。万法に証せらるるというは、自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり。悟迹(ごしやく)の休決歇(きゅうけつ)なるあり、休歇なる悟迹を長長出ならしむ。」このように道元禅師は続けられます。
 万法のあり方通りであるのに、本来悟りそのものであっただけで、その悟りの跡形は何もない。本来の面目はすべて現成しているのに“なぜ気付かんか!お前の命、またすべての命や物は仏の姿のままなのに”“ばかもの!早く気づき、本来の仏として生きなさい”“ふわふわした自分というものに流されずに、しっかり感謝して今を大切に、しっかり生きなさい”大きな声で叱られている気がします。また、包まれている気もします。ピュアでクリアな心で共にやすらぎを感じ、秋の月を見上げてみてはいかがですか。
合掌           (『やすらぎ通信』第27号

刹那(せつな)と劫(こう)
 最近テレビでスーパースローカメラの映像というものを見ました。普段我々が目で見ることが出来ない瞬間の変化をスローモーションで映し出すカメラ。一瞬の間にある変化に驚かされます。

 刹那とは短い時間の単位。刹那の1コマ1コマに目を向けるとそこには普段目にしているものとは違った世界が見えてきます。普段目にしている世界は実は一瞬がつなぎ合わさり出来ている世界。丹念に一瞬を一つひとつ詳細に見ていくとそれぞれ意味がある。ミクロの世界、遺伝子・DNA、原子・素粒子など科学の進歩は日進月歩。普段目にしている世界は、短い瞬問や小さい物質が集まって出来ている世界。その集まることを仏教では集諦(じったい)と言い、またその関係性が縁起と言われます。

 今年の五月には金環日食が話題になりましたが、次に日本で見ることが出来るのは何十年、何百年後とか言われると、宇宙の時間の長さやその広さ、大きさに驚かされます。
 劫とは無限に長い時間の単位。長い長い時間をかけて誕生した宇宙。そして地球。その中で生物が誕生し、そして幾つもの変化を繰り返しながら人間へと進化してきました。我々はお母さんのお腹の中で十ケ月かけて、生物進化の過程を通過して誕生してくるといわれます。命そのものは脈々とつながっている。マクロの世界、大きくて高い視野。宇宙から見た地球には国境なんて無いように、小さな区分けに捉われて大事が見えなくなってしまう事もあります。宇宙的な視野で見たらなんて小さなことで悩んでいるのだろうと思うこともあります。
 一瞬の刹那と無限の劫。その間につづいて存在している我々。ミクロの視点とマクロの視点。それぞれを自在に使い分けて見ることができたらいいですね。

 視点を変える事を「虫の目で見る」とか、「鳥の目で見る」などと言われます。虫は低い場所から。鳥は高い空から。視点を変えると同じ事でもまったく違った景色が見えてきます。
 仏さまの目には何が見えているのでしょう?

 自在に観ることが出来る目を観自在と言います。『般若心経』の冒頭にでてくる「観自在菩薩」……その視点の白在さ、自由さをほんの少しでよいから分けて欲しいと願いつつ『般若心経』に親しみたいと思います。
合掌      (『やすらぎ通信』26号

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永 代 供 養 墓
 お墓を守る跡継ぎの方がいらっしゃらないために
不安を持たれている方や、先々のご供養がご心配な方に、
安心とやすらぎの永代供養墓が「善光寺やすらぎの碑」です。
 屋内ではなく、一般のお墓同様に
自然の光が溢れる屋外でのお墓参りとなります。
   随時ご見学頂けます。
   お気軽にお問い合わせください。
     横浜市旭区上川井町1749-1
電話:045-824-0210
  開門時間:8時半〜17時(水曜定休)
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